弊社が参画する、日本各地の地域資源をエンターテインメントの力でプロデュースし、その価値を世界に発信していくプロジェクト・Channel47は、「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産全国推進協議会がユネスコ無形文化遺産登録への機運醸成に向け開始した新プロジェクト『温泉/ONSEN CULTURE CULTURE』の企画・運営を担当。この度、公式サイトで公募していたプロジェクトのシンボルマークが決定しました。
150点を超える応募作品の中から選ばれたのは、「ONSEN」の「O」と「S」をモチーフに、日出ずる国・日本のイメージと立ち上る湯気がわかりやすくシンプルに表現された、デザイナー・前原達也さんによる作品です。
また、昨年11月12日には、東京・渋谷で開催されたよりよい社会をつくる多様で多視点なアイデアを創出するためのソーシャルイノベーションの祭典「SOCIAL INNOVATION WEEK 2023(以下、SIW 2023)」にて、「SIW 2023」のエグゼクティブプロデューサーでありChannel47の理事も務める金山淳吾の司会のもと、「温泉文化をユネスコ無形文化遺産に」と題したトークセッションを実施。ゲストとして山崎まゆみさん(温泉エッセイスト/跡見学園女子大学兼任講師)、岸紅子さん(ウェルネスプロデューサー/NPO法人日本ホリスティックビューティ協会代表理事)、多田計介さん(日本温泉協会副会長/温泉文化ユネスコ無形文化遺産登録推進委員長)、中沢敬さん(日本温泉協会常務理事/群馬県温泉協会会長)を招き、改めて「温泉文化とは何か」を問う議論を展開。温泉文化を世界に発信するにあたって、私たち日本人は温泉の何に魅力を感じているのか。新たに「浸かる」「味わう」「ねむる」「想う」の4つのキーワードを提示し、これからの観光戦略において温泉が秘める可能性について対談しました。
さらに、11月28日には、都内の会場で「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産登録推進議員連盟の総会が開催され、Channel47代表理事・中川悠介(アソビシステム代表取締役社長)が「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産全国推進協議会の構成団体として参加。全国推進協議会から自民公明両党計128名に及ぶ議員連盟に対して、温泉地の現状を訴え、「温泉・旅館を文化資源として磨き上げること」を首相の施政方針演説に盛り込むことなど3点の要望書を衛藤征士郎会長に提出しました。
「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産全国推進協議会は、引き続き「温泉文化」のユネスコ無形文化遺産登録に向けた様々な活動を展開予定。公式サイトにて随時情報を発信していきます。