当社代表取締役 中川悠介（内閣官房「クールジャパン官民連携プラットフォーム」構成員）と、一般財団法人渋谷区観光協会代表理事 金山淳吾（合同会社TNZQ 共同代表）が発起人となり、「地域を知ることで、日本はもっともっと面白くなる」をテーマに始動した「Channel47」は、株式会社LDH JAPAN、株式会社インクストゥエンター、株式会社ツインプラネットのエンターテインメント各社が加わり、次世代のジャパンカルチャーを創造、推進するための組織として一般社団法人Channel47を設立いたしました。

「Channel47」の事業は、「Local Branding／日本の地域と未来を共創する」と「Global Promotion／日本の文化の世界市場を拓く」の2つ。音楽、ダンス、ファッション、アート、アニメーション、食文化など、日本のエンターテインメントカルチャーは世界から高い評価を得ています。「Channel47」ではそれらのナレッジやビジネススキームを地域の観光資源と結びつけ、新たな解釈や物語を生み、インバウンド誘致、アウトバウンド市場の開拓など新たな市場開拓、海外への情報発信力を生み出すことを目指しています。

芸能プロダクション各社を中核とする「Channel47」には、過去、様々なコンテンツを国内外でヒットさせてきたプロデュース機能が備わっています。これらエンターテインメントビジネスの手法やエッセンスを積極活用し、新たな地域アクティベーションを起こしていくべく、様々なジャンルのパートナー企業・団体を募集しています。
2023年5月現在、Airbnb Japan、一般社団法人出雲観光協会、一般財団法人奈良県ビジターズビューローなど全国の観光関連企業・DMOのほか、MetaTokyo株式会社やThe Breakthrough Company GOらテクノロジー、クリエイティブの分野からも賛同企業が参画。今後も規模を拡大し、各組織が情報を共有することで戦略を学び合い、連携し、新しい取り組みを生み出せる場を醸成していきます。

「Welcome to ONSEN」プロジェクトをスタート

基幹事業の第一弾として、「温泉文化」のユネスコ無形文化遺産登録を目指した「Welcome to ONSEN」プロジェクトをスタートしました。古来より人々の心身を癒やしてきた温泉は、衣食住を総合した「日本らしい情緒」を体感できる日本文化のショーケース。日本人にとって不可欠な文化である「ONSEN」を世界共通語として世界に知らしめ、新たなインバウンド需要、アフターコロナ時代を見据えた付加価値の高いコンテンツを生み出すことを目的とした取り組みです。

すでに34地域の道県知事が参画する「『温泉文化』ユネスコ無形文化遺産登録を応援する知事の会」や、その趣旨に賛同した100名を超える国会議員が参画する「『温泉文化』ユネスコ無形文化遺産登録推進議員連盟」が設立。さらに、温泉関係者らと広く国民の賛同を得られるような多彩なプログラムを実行し、早期の登録実現を目指します。
その具体的な企画として、群馬県の山本一太知事や、牧島かれん衆議院議員（前デジタル・行政改革・規制改革担当大臣）らを招いた収録カンファレンスを実施しました。
「LOOK LOCAL SUMMIT “Welcome to ONSEN”」と題し、ユネスコ無形文化遺産登録に向けた取り組みの発信に加え、アートやコンテンツ、クリエイティブ、テクノロジーなど、“ONSEN”と結びつけることで生まれる新たな可能性について、各界の識者を招き議論するものです。

この様子は、6月よりChannel47関連サイトにて順次動画を配信予定です。