童謡詩人『金子みすゞをうたにする。』プロジェクト始動。第一弾の歌唱はSalyu
2018.06.21
『金子みすゞをうたにする。』プロジェクトは、童謡誕生が今年100周年を迎えるにあたり、大正時代の天才童謡詩人・金子みすゞの詩をみんなが口ずさめる普遍的な歌にして世に広めるプロジェクトです。
金子みすゞの詩は、小学校の教科書にも載っている“みんなちがって、みんないい。”の「私と小鳥と鈴と」など、メッセージ性の強い詩が500編以上もあります。その詩をもっと世の中に広め多くの人とメッセージを共有すべく、みすゞのやさしい眼差しに満ちた詩群に放送作家でミュージシャンの倉本美津留がメロディーをつけ、日本を代表するシンガーの方々に自らが気に入った詩編を歌っていただきます。
その第一弾として、Salyuが歌う「星とたんぽぽ」を6月27日(水)よりデジタル配信。さらに、7月末には、Salyuが歌う「私と小鳥と鈴と」を配信予定しています。
本プロジェクトでは、続々とプロのアーティストが歌いつなぐだけでなく、新人歌手の発掘・育成、アイドルグループとのコラボレーションや、メロディーのついたみすゞの詩に漫画、イラスト、書、テキスタイル等のビジュアル表現を加え、子供から大人まで楽しめる総合芸術を目指します。
プロジェクトの模様は、中京テレビの動画配信サービスChuun(チューン)にて毎週木曜日に配信。6月21日(木)、6月28日(木)は、Salyuのスペシャルインタビューを配信します。
<楽曲配信情報>
第一弾配信『星とたんぽぽby Salyu』
配信日:2018年6月27日(水)
iTunesほか、各ストアにて配信予定
>>iTunesでダウンロード(6月22日予約受付開始)
<動画配信チャンネル>
中京テレビの無料インターネット動画配信サービス「Chuun」
https://chuun.ctv.co.jp/
<参加アーティスト コメント>
■Salyu
私の歌の原点でもある童謡にこのタイミングでチャレンジできとてもうれしく思います。金子みすゞさんの詩の世界を表現するために、何度も詩を朗読しながらフレーズを作っていくという、今までとは違う新しい取り組みになりました。心をこめて仕上げましたので、ぜひ聴いてみてください。
■金子みすゞ プロフィール
本名金子テル。1903年山口県大津郡仙崎村(現、長門市)生まれ。大正末期から昭和初期にかけて、すぐれた作品を発表し、西條八十に「若き童謡詩人の巨星」と賞賛されるが、26歳の若さでこの世を去る。没後作品が埋もれ幻の詩人と言われていたが、童謡詩人矢崎節夫の探索により遺稿集が見つかり、『金子みすゞ全集』(JULA出版局)として出版された。
写真提供:金子みすゞ著作保存会
■倉本美津留 プロフィール
放送作家のほか、ミュージシャンとしても活動。GEISHA GIRLSへの楽曲提供。坂本龍一作曲による「オフィーリア」でメジャー・デビュ一。『一人ごっつ』エンディングテーマ「しやわせ」。NHKみんなのうた「月」。峯田和伸との楽曲など多数。
『金子みすゞをうたにする。』プロジェクトオフィシャルホームページ
http://www.ctv.co.jp/misuzu/
「金子みすゞの詩を歌にする旅」番組URL
https://chuun.ctv.co.jp/program/53