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増田セバスチャンによる参加型ライブパフォーマンス作品が発表

2022.09.13

​アーティスト・増田セバスチャンによる参加型ライブパフォーマンス作品「Polychromatic Skin -身につける、脱ぎ捨てる-」が、9月30日から10月2日までの3日間、大阪・北加賀屋のkagooで開催されます。

会場写真

 

ニューヨークに拠点を移した増田が一時帰国して発表する本作は、自身の原点とも言える90年代の演劇やストリートの空気感をまとった、カラフルで実験的な参加型ライブパフォーマンス。タイトルは「多色性の皮膚」という意味で、ジェンダーに代表される自由と平和の前に立ちはだかる無意識下の固定観念を突き破る・解放するための作品シリーズです。本作は六本木アートナイト2022に展示する「Polychromatic Skin -Gender Tower-」「Polychromatic Skin -Gender Wall-」の連作に続く第2弾となります。

六本木アートナイト 2022「Polychromatic Skin -Gender Tower-

 

作品のテーマは「身につけることで脱ぎ棄てる」。ライブパフォーマンス参加者である観客は、アンドロギュノス(人間が二つの性に分かれる以前の体)をモチーフにしたマスク、トップス、ボトムスを身に付けて作品に参加。Polychromatic Skin -Gender Tower-が展示された空間に入ると、ドラムやヴァイオリンなどの生演奏と映像によって様々な事象が生み出され、それに個々が反応していくことで、その場限りのライブパフォーマンスを完成させます。各回の所要時間は60分で、ライブパフォーマンスへの参加は事前予約制。パフォーマンスに参加せずに作品を鑑賞する鑑賞券は当日会場で販売となります。

会場は大阪のアートエリア・北加賀屋にある元倉庫のスペースkagoo。エントランスの無料エリアでは、増田セバスチャンのアートグッズブランド「Sebastian Masuda Art」と、1995年に原宿でオープンしてから今年27周年を迎えるアパレルブランド「6%DOKIDOKI」のポップアップショップが同時開催されます。

<増田セバスチャンコメント>
「2018年のニューヨーク・ブルックリン。とあるクラブでトイレに入ろうとすると、2つのドアにある男性・女性を意味するサインは潰され、『non-gender』という張り紙が。予想外の指示に困惑しつついつも通りの色のドアを開けると、普段とは全く違う光景があり、また違う困惑を覚えました。自分の中に無自覚に眠る固定観念があることに気づき、ショックを受けながらフロアに戻ると、そこには変わらず楽しい空間が広がっています。それからというもの、この自分の中の固定観念をどうにか壊すことはできないのか?と、ずっと考えています。

壁を取りのぞくことだけが近道なのか。
正解は自分の中にあるに違いない。
身につけることで見えてくることもある。
自己をかなぐり捨てよ、脱ぎ棄てよ。」

Polychromatic Skin -身につける、脱ぎ棄てる-
会期:2022年9月30日(金)-10月2日(日)
会場:kagoo
住所:⼤阪市住之江区北加賀屋5-4-19

アーティスト:増田セバスチャン
音楽:波多野敦子
演奏:
9/30(金)、10/1(土):フェミニーナ(ドラァグクイーン)、ワタンベ(ドラム)、イガキアキコ(ヴァイオリン)
10/2(日):Kira Kira(ドラァグクイーン)、楯川陽二郎 (ドラム), 稲田誠 (コントラバス)

【開催時間】
9月30日(金)①17:00 ②19:30
10月1日(土)①14:30 ②17:00 ③19:30
10月2日(日)①12:00 ②14:30 ③17:00
*各回60分。開催時間30分前に各回受付を開始。

【チケット】
ライブパフォーマンス参加券:2,500円
鑑賞券:1,500円
ライブパフォーマンス参加券は下記ページから申し込みをお願いします。
https://skin-osaka.peatix.com/

【鑑賞券の購入方法】
各回開催時間30分前から会場内の受付で販売します。当日券のみ、事前予約無し。未就学児不可。
*満席の場合は増田セバスチャンのTwitterアカウント(@sebastea)でお知らせします。

主催:有限会社シックスパーセント
協力:ASOBISYSTEM、千島土地株式会社、京都芸術大学ウルトラファクトリー、大阪芸術大学舞台芸術学科、横浜美術大学 Y×M

公式サイト
https://sebastianmasuda.com/works/skin-osaka/