新しい学校のリーダーズが11月6日、アメリカ・ロサンゼルスで開催された88rising主催の音楽フェス「Head In the Clouds」に出演。25,000人規模の会場で海外初のパフォーマンスとなった。

メンバーが登場して早速、ロサンゼルスの観客に大和魂を見せつけるような人間太鼓でステージが始まり、「最終人類」をパフォーマンス。組体操のような振り付けが盛り込まれた激しいダンスで、初めての海外フェスに対する気合いが十分感じられた。

一曲目が終わった後のMCでは英語での自己紹介もあり、SUZUKAが英語で「Say、めちゃめちゃ気持ちいい〜！」と呼びかけると、観客もそれにしっかりと「MECHA MECHA KIMOCHII〜！」と応えた。「Let’s Go Head in The Clouds!」と叫び始まった「試験前夜」では、赤いハチマキを使ったパフォーマンスが彼女達の歌と踊りをより際立たせて見せる。続けて、「恋ゲバ」でもダイナミックなダンスと演出がで会場を圧倒させた。

「Intergalactic Remix」のイントロがかかると耳馴染みのある曲に観客の盛り上がりが一気に加速。ビースティー・ボーイズが1999年のMTVビデオ・ミュージック・アワードの最優秀ヒップホップ・ビデオ賞を受賞したミュージックビデオでも着用していた工事用のベストとヘルメットを着てパフォーマンスに挑み、「We are Bestie Girls!」とビースティー・ボーイズへのリスペクトの気持ちも捧げるパフォーマンスとなった。続く「NAINAINAI」ではSUZUKAが「Put your hands up!」と呼びかけると観客もみんな手を挙げて応え、会場全体に一体感が生まれた。

新曲「Free Your Mind」では後ろにセーラー服を着たバックダンサーも加わり、今までに無い新しい形でのステージパフォーマンスとなった。クライマックスにはエイリアンが登場し、メンバー対エイリアンとの戦いで「Pineapple Kryptonite」を披露。アクロバティックな踊りに会場のボルテージがマックスになる中、客席にはパイナップルを掲げるファンも見えた。最後は夕焼け小焼けの音楽でメンバー全員が「またね〜！」と走って退場。全体のライブを通して、海外初のパフォーマンスにも関わらず堂々とし、レベルアップした彼女達の勢いを感じさせるようなステージとなった。

11月12日には新作EP「SNACKTIME」をリリースする新しい学校のリーダーズ。同作にはビースティ・ボーイズなど著名なミュージシャンとの仕事で知られる伝説のプロデューサー“マニー・マーク”プロデュースによる全5曲が収録される。そして、来年1月30日には東京・恵比寿LIQUIDROOMでライブを開催。勢いを加速させる新しい学校のリーダーズから今後もますます目が離せない。

Photo：codyburkhardt

■新しい学校のリーダーズ
New Digital EP「SNACKTIME」
配信日：2021年11月12日（金）

主要音楽配信サイトおよびストリーミングサービスにて配信

Download&Stream　※11月12日より
https://jvcmusic.lnk.to/SNACKTIME